カツオ「なあ中島、僕達って昨日も5年生じゃなかったか?」⇒ループに気づいたカツオ。その秘密と首謀者を知り愕然とした…

始業式

中島「いよいよ5年生だな、磯野!」

カツオ「う、うん……」

中島「どうした磯野?」

カツオ
「なあ中島、僕達って昨日も
 5年生じゃなかったか?」

中島
「はぁ?何言ってるんだ磯野
 昨日まで冬休みがあって、
 今日の始業式で進級したんだ
 僕達が昨日も5年生なわけないじゃないか」

カツオ
「そうだよな……
 (でも何だろう……この違和感……)」

 

下校後

カツオ「ただいまー」

サザエ「お、お帰りカツオ」

カツオ「ん?何かあったの?」

サザエ
「べ、別に何もないわよ
 それよりケーキがあるから食べなさい
 (動揺して思わずケーキを
  買ってしまったわ)」

カツオ
「(姉さんが何もない日にケーキを……?
 これは怪しいぞ

 僕に話せないことなら、
 夜僕達が寝る時間の後に分かるかもしれない

 今までも僕達が寝てる間に
 こっそりおやつを食べたりしてたからね

 あれ?今まで……?)」


カツオ
「(やっぱり居間で何か話し合ってるよ
 聞き耳を立てよう)」

サザエ
「ほ、本当なのかしら……」

波平
「ああ……ワシも信じられないが、
 これは間違いなくワシの字だ」

フネ
「私もそう思います
 無駄にしないためにも、
 引き継ぐしかないですよ」

マスオ
「しかし驚きましたよねー
 まさかループしてたなんて」

カツオ
「(ループ……!?)」ガタッ

サザエ
「ん!?ちょっと待って!」

ガラッ

サザエ
「カツオ!あんたとっくに
 寝てる時間じゃないの!」

カツオ「と、トイレだよ!」

波平
「子供がこんな時間に
 起きるなんてけしからん!
 とっとと寝なさい!」

カツオ「はーい!」

カツオ
「(帰ってきたときの姉さんの様子は
 このことだったのか!

 朝起きたとき父さん達に
 不可解な所はなかった

 恐らく、僕が感じた違和感から、
 ループの始めは今日で、
 姉さんが掃除でもしてた時に
 たまたまループに関するものを手に入れて
 動揺していた所に僕が帰ってきたんだな

 そして夜、父さん達に相談したんだ

 それにしても“引き継ぐ”という言葉……

 もしかして父さん達が首謀者なのか?

 だとすれば今回の件、
 父さん達には相談出来ないぞ

 となれば、父さん達と密接な関わりを
 持っておらず、更にループに
 気づいてそうな人を頼りにするしかない

 中島の様子から考えて、
 ループに気づいていない、
 もしくは関連者の中島には期待できない

 カオリちゃん達はかよわいから
 巻き込むわけにはいかない

 花沢さんは……いいや

 だとしたら……あの人だ!)」

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